今年6月に開催された定期総会で、会長に就任しました。
私は、同窓会の輝かしい歴史を尊重し、これまでの同窓会の方向性を継承しながら、会長職を務めたいと思いますので、会員の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
同窓会には、取り組むべき課題が山積しています。まず、高校創立100周年を5年後に控え、同窓会として記念事業を実施しますが、この準備を進めていかなければなりません。事業の内容については、広く会員の皆様のご意見をお聞きしていきたいと考えています。
次に、校舎の改築への取り組みです。校舎は、耐震化されていない校舎がありましたが、今年度の南校舎の改修工事をもって、全ての校舎の耐震化が完了します。しかし、最も古い中校舎は築後60年近くが経過するなど、県下の高校でも最も古い校舎であり、改築が急務となっています。100周年を機に、今後の改築の方向性を見出していきたいと思います。
また、現在県教育委員会では、少子化に対応した教育環境を整備するために、県下の高校の再編について検討を進めています。この検討の内容に注視しながら、必要な対応をしていかなければなりません。
これらの課題に取り組むには、大変なエネルギーが必要です。会員各位の絶大なるご協力をお願いいたします。
なお、(一財)伊那薫ケ丘会による教育活動支援事業については、引き続き積極的に取り組み、高校教育の振興に努めていきます。
同窓会は、会員が幅広く交流し、お互いに高め合うことができるすばらしい組織です。同窓会の事業は、楽しいものでありたいと願います。様々な事業活動に、多くの会員の皆様が参加されるようお願いします。
会員の皆様のご多幸とご健勝、さらには伊那北高校の発展を祈念し、挨拶とさせていただきます。